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生後3か月で緊急入院、原因はGBS感染症でした・上

生後3か月で緊急入院、GBS感染症

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こんにちは、モジコです。

GBSって聞いたことありますか? 

今回はむすめが生後3か月のときに発熱、緊急入院した話です。

GBSとは

B群レンサ球菌感染症は、健康な妊娠・出産のために注意したい感染症の一つです。

B群レンサ球菌(Group B Streptococcus : GBS :但し、GBSは、ギラン-バレー症候群の略称としても使われることがあり、紛らわしいので注意が必要です。)は、膣内に常在することのある細菌で、妊婦以外では、膀胱炎などの尿路感染症でもおこさない限り問題となることは少ないです。ところが、出産時にこのB群レンサ球菌が膣内に存在すると、生まれる新生児に敗血症、髄膜炎、肺炎などの重症のB群レンサ球菌感染症を起こすことがありえることが知られています。この母から子への感染が問題とされています。

B群レンサ球菌(GBS)感染症について 横浜市

妊婦検診では血液検査が何度か行われます。

自身はとちゅうまで血液検査に問題はありませんでしたが、臨月が近づいた妊娠9か月のときに検査をするとGBSが陽性反応でした。

その日の体調によっても判定が変わり、1人目の時は陰性だったが2人目の時に陽性だったなど、さまざまなパターンがあるようです。

「通常であれば問題のない菌だけど、万が一赤ちゃんが産道を通るときに感染すると重篤な症状がでる場合もあります」と助産師さんに説明され、うろたえました。

現在の医療技術では分娩前にお母さんの体へ点滴投薬し、100%ではないがほとんど予防できる、と聞き安心。

とくに気にせず出産の日を迎えます

点滴についてはこちらの記事でも触れています。

出産レポ、予定日超過、促進剤、GBS陽性

予定日超過、41w0dの出産レポ・上【促進剤/GBS陽性/初産】

生後3か月、突然39度以上の発熱

分娩時に点滴し、むすめは問題なく産まれ、新生児期もふつうに過ごしていました。

まだ首がすわっておらず月齢が短いので遠出や公共交通機関はひかえ、車や徒歩圏内のスーパーやデパートに行く日々です。

2021年は季節はずれの乳幼児RSウイルス流行し、TVやSNSで話題になっていました。

その日は日曜日で、生後3か月のむすめを連れ家族でデパートへ行きました。

途中授乳室へ寄ったり、買い物をしたり、帰宅してからむすめは夕寝へ。

夕寝から起こしたむすめを抱きかかえると、明らかに熱い。

夏だから?寝室が暑かった?と焦りながら体温を測ると39.6度ありました。

GBS感染症による発熱、緊急入院

子供の初めての高熱に不安と焦りでおろおろしながら、夜間救急外来で診察と検査をうけました。

血液検査の結果が悪く、入院が決まります。

診察後すぐには発熱の原因が分かりませんでしたが、血液検査の詳細が翌朝届きGBS感染症だと判明しました。

3日目には完全に熱がおさまり、本人はいたってご機嫌な様子です。

入院中は抗生剤の点滴投薬が1日に3回、2週間つづきます。

痰飲後は発熱も体調不良もなく、元気に過ごしております。

GBS感染は珍しい症例です。

発症したとしても新生児期に症状があらわれる早期型が多く、むすめのように生後3か月で感染するケースはレアだそう。

母体のGBS陽性反応は統計的に50%以下、おそらくGBSの認知度は高くありません。

妊婦検診で陽性反応があったら気にする程度で、自身もそれまで聞いたことがなく知りませんでした。

次回は発熱から緊急入院にいたるまでの詳細、入院生活について紹介します。

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