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こんにちは、モジコです。
10月10日に府中市美術館へ初めて行ってきました。
12月4日(日)まで開催されている「アーツ・アンド・クラフツとデザイン – ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」がステキな場所だったので、紹介します。
アーツ・アンド・クラフツとデザイン、概要とグッズ
展覧会概要
2022年9月23日~12月4日まで府中市美術館にて開催されている「アーツ・アンド・クラフツとデザイン – ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」、休館日や開館時間については公式サイトをご覧ください。
10月30日(日)には学芸員による展覧会についての講座が開かれる予定です。予約不要、無料で受けられます。
“モダンデザインの父”と呼ばれるウィリアム・モリス。
草花や小鳥をモチーフにし、中世を思わせるデザインがなぜ”モダンデザインの父”なのか。
19世紀のイギリスで近代化が進み、謳歌する人もいれば危機感を抱く人もいました。
そのなかでモリスは室内装飾の道を見つけます。
大量生産では作れない、生活に欠かせない美しい日用品を通じて、単に部屋を飾る品ではなく「暮らしのデザイン」として強い信念を貫いたモリス。
モリスに共感したデザイナーや建築家が「生活と美」を見つめ、アーツ・アンド・クラフツ運動が発展しました。
影響はヨーロッパだけでなくアメリカにもおよび、このような理由からモリスは”モダンデザインの父”と呼ばれます。
今回の展示内容は主に4つのグループに分かれています。
- ウィリアム・モリスの作品
- モリスに影響をうけ、アーツ・アンド・クラフツ運動が盛んになった時代の作品
- リバティ商会の作品
- アメリカで発展したアーツ・アンド・クラフツ運動の世界
絵画がメインの一般的な展示会よりも、日常生活を華やかにさせる実用的なアイテムの展示が多いです。
ファブリック、肘かけ椅子、花瓶、ティーセット、室内パネル、ブローチ、ペンダント、ランプ、ピクチャーフレーム、インク壺。
どれも細かな部分まで丁寧に作りこまれ、ついじっくりと細部まで見たくなります。
1階には映える撮影スポット
生活をイメージさせる”家”がモチーフとなっています。
モリスが新婚時代に暮らしたレッド・ハウスから構想されています。
会場のなかは撮影できませんが、訪れた人たちはこちらの前で記念に撮影していました。
2階の展示会場を出ると、オリジナルしおりが作れるワークショップスペースがあります。
数種類あるスタンプのなかから好きな絵柄を選び、用意してある台紙に押すと完成です。
しおりだけでも十分かわいく、思い出になります。
ところが1階のグッズ売り場へ行くと、モリスデザインの上品なグッズがさらにあります。
アーツ・アンド・クラフツの上品なグッズたち
購入したのはポストカードとマグネットです。
8枚選びましたが、さらに種類があります。
1枚¥110円、見ていると全部欲しくなるので、厳選して8枚です 笑。
マグネットは1つ約¥700円です。
展示を見ながら1番興味をひかれた”いちご泥棒”という作品のものをチョイスしました。
小鳥や草花の文様はほかにもありますが、こちらはイラストとタイトルがマッチしているので記憶に強く残りました。
美術館にある常設グッズ売場とは別に、アーツ・アンド・クラフツのグッズ売場が設けてあります。
アーツ・アンド・クラフツのグッズ販売期間中は、クレジットカード決済が可能です。電子マネー、ICカード支払いはできません。
ポストカードとマグネット以外で思いだせるグッズは以下のとおりです。
- ハードカバーノート
- クリアファイル
- ステッカー
- 壁かけパネル
- しおり
- 傘
- エプロン
- Tシャツ
- 財布
- マグネットBOX
- ポーチ
- タオルハンカチ
- メモ帳
- レターセット
恐らくブックカバーや、ティーバッグ付きのミニレターもありました。
売場は広くありませんがぎゅっと陳列され、予想以上にグッズの幅が広いです。
どれもかわいらしく無限に買いたくなりますが、やや値段が高いグッズが多い印象でした。
アーツ・アンド・クラフツ観覧料、府中市美術館へのアクセス
観覧料とアクセスが載っているパンフレットです。
入り口の左手にある受付で、当日券が購入できます。
上のマップ図のように、府中市美術館は府中の森公園のなかにあります。
公園の北側から入るとすぐの端にあり、南側から入ると公園内をすこし歩かなければなりません。
府中の森公園は歩道もきれいに整備されているので、美術館の前後にお散歩するのもおすすめです。
府中の森公園にも駐車場はありますが有料です。
美術館へ行く際は、無料の府中市臨時駐車場をご利用ください、と記載があります。
府中市美術館は子連れも利用しやすくおすすめ
美術館内はベビーカーの貸しだしがありました。
多目的トイレでおむつ替えもできます。
府中市美術館はやや小さめな作りなので、子連れでも見て回りやすい場所でした。
展示会場は通路が広く、ベビーカーでも通りやすかったです。
ベビーカーを動かすのに助けて頂いたり、むすめに声をかけてくれたり、館内スタッフの対応に感動しました。
子供の機嫌によってじっくり見る余裕はないかもしれませんが、モリスの作品に癒されるので息抜きにおすすめです。
美術館の隣には広々とした遊具広場、芝生があるのでそちらもおすすめ。
【まとめ】アーツ・アンド・クラフツ展覧会
ミュシャが好きなので、今回の展示内容はツボど真ん中でした。
ファブリックの刺繍、織りパターンが何種類もあり、静かに興奮しました。
家具やティーセット、ランプなど実用品を見ていると、まるで当時の生活に入りこんだような没入感があります。
子供と一緒だったのでさらっと見終えましたが、短時間でも余韻が残るステキな時間を過ごせました。